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『英国の夢 ラファエル前派展』鑑賞 [アート]

 美術展の話。Bunkamuraのザ・ミュージアムで開催されている『英国の夢 ラファエル前派展』を鑑賞してきました。リバプール国立美術館所蔵作品の中から選りすぐったものを集めた企画展です。

blog-295ラファエル前派展フラジオレットを吹く天使.jpg

   エドワード・コーリー・バーン=ジョーンズ「フラジオレットを吹く天使」


 ラファエル前派というのは19世紀に英国で興った美術潮流で、簡単に言えばラファエロ以前の絵画へ回帰して緻密な自然描写を追求した一派ということです。ただ展示の内容としては、ラファエル前派だけでなく、そこに影響を受けた世代のそれ以降の英国絵画史を辿っていくものでした。

 展示されていた作品に古代神話や歴史物語をテーマにしたものが多く、私はかなり楽しめました。空想の舞台や物語の一場面を切り取った作品は、想像力をかき立ててくれます。


 個人的にグッと来た画家を挙げるとアーサー・ヒューズ、ローレンス・アルマ=タデマ、フレデリック・レイトン、エドワード・コーリー・バーン=ジョーンズあたりでしょうか。


 上に私が購入したポストカードの写真を載せましたが、バーン=ジョーンズの「フラジオレットを吹く天使」は一番気に入りました。直感的に美しい構図だと思います。


 きっと大半の人にとってどうでもいいことですが、美術展のタイトルが“ラファエル前派”なのに、解説に付いているその画家の名前が“ラファエロ”になっているところにちぐはぐさを感じました。


 私は、それはきっとラファエロ本人がイタリア人で、ラファエル前派が興ったのがイギリスだったからなんだろうと勝手に解釈しました。「現地語読み」の原則が裏目に出ている感じで面白いです。だからこの記事でもそういう風に書いています。


 会期は2016年3月6日まで。大英帝国が描いた夢に、触れてみてはいかがでしょう。


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