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「ゴッホとゴーギャン展」鑑賞 [アート]

 友人に誘われて、上野の東京都美術館で開催されている「ゴッホとゴーギャン展」に行ってきました。相変わらず会期ぎりぎりの記事になって申し訳ないですが、簡単に紹介します。

blog-305ゴッホとゴーギャン展.jpg

 ゴッホとゴーギャンというと、ほんの一時期、フランスのアルルで共同生活をしながら創作活動をしていたことで有名ですが、今回はその関係性にフィーチャーした展示会というコンセプトのようです。


 二人のそれぞれの作品と、同時代の影響を受けた画家の作品を時系列でまとめてありました。ゴッホが30点ほど、ゴーギャンが20点ほどだったと思います。個人的にアーコローやピサロの風景画が見られたのが良かったです。ロートレックやモンティセリも1作品ながら存在感がありました。



 ゴッホの作品では自画像が3点ありました。あとは目玉というとポスターにもなっているゴッホが描いた「ゴーギャンの椅子」でしょうか。全体として見応えのある作品が沢山あった印象です。


 ゴッホとゴーギャンの関係性は、のちのゴッホの悲劇を考えるとドラマチックではありますが、作品だけを見ると全く表現方法が違う画家なので、いくら影響を与え合ったと言っても、たった数ヶ月の共同生活の点だけを切り取って同じ展示会のテーマにするのは、ちょっと無理があったのかなと思ってしまいます。


 私の好みもあると思いますが、このドラマはどうしてもゴッホ寄りの物語になりがちですし、ゴーギャンがプリミティブの魅力に取り憑かれてタヒチまで行ってしまうこととゴッホからの影響との間に、関連性を見出すことはできないんじゃないかなと思ってしまいます。それは作品を見ればなおさら感じる疑問です。


 オーディオガイドを聴いたらまた印象が違うのかなと思いますが、それに頼るだけでは美術展としては十分とは言えません。壁面に当時のゴッホやゴーギャンの書簡を文字で展示して、お互いの心情を演出しようとしていましたが、もう一つというところです。


 早い話が、ゴッホの激情の前に、ゴーギャンのキャラが埋もれてしまっているんです。二人の関係性を演出したければ、もっとゴーギャンを押さ(推さ)なきゃいけないんです。それくらいゴッホはキャラが立ちすぎているんです。


 最後は本筋とは関係ない方向に話を進めてしまいましたが、展示会を企画するというのも難しいものですね。今後はゴーギャンのことを勉強してみようかと思いました。


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