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上野で「デトロイト美術館展」鑑賞 [アート]

 友人の誘いで、上野の森美術館で開催中の「デトロイト美術館展」に行ってきました。会期終了も迫る(1月21日まで)土曜日の午後だったので、なかなかの混み具合でした。

blog-313デトロイト美術館展.jpg


 上野にはいくつか美術館がありますが、この上野の森美術館はオシャレというか、ブランディングが上手い館という印象があります。常設展がない美術館だからかもしれませんが、外観から全体的に企画展の雰囲気に染め上げて、没入感を演出している感じがします。


 展覧会の内容についてお話ししますと、デトロイト美術館所蔵の西洋絵画の有名どころをまとめて持ってきたという感じでした。目玉は写真の右端にも映っているゴッホの「自画像」。同時期に隣の東京都美術館で「ゴッホとゴーギャン展」をやっているというゴッホのモロかぶり状態は偶然か狙いかと勘ぐるのは邪推というもの。まんまと両展ともに観てしまうのが正しい楽しみ方です。



 見どころは多数。19世紀半ば以降の印象派からポスト印象派、最後はキュビスムまで、多彩な作品が並んでいました。とにかく名のある画家たちがほとんどでしたので、どこかしら琴線に触れる作品はあると思います。


 私のハイライトはクールベの「川辺でまどろむ浴女」、モーダーゾーン=ベッカーの「年老いた農婦」、それからピサロの「小道」。ピサロはほとんどスーラの点描画のような手法の作品で、ピサロの作品の中では今までに見たことがないタイプだったので強く印象に残りました。


 様々な画家の一流の作品を見てきたのに、最後の最後にピカソの作品を見たら、私のそれまでの感情は全部ピカソに持っていかれました。私はピカソの絵を十分に理解できるほど感性の鋭い人間ではありません。キュビスムまで行くとどうしても理解できない。ただ、分かりやすい手法でしっかり描かれたピカソの絵が、これほどまでに心に来るなんて、と「肘掛け椅子の女性」を見たときに感動してしまいました。美しく、力強く、意志の強い女性の肖像がそこにはありました。とても強く、深く、印象に残りました。


 そんな名画たちが凝縮された企画展ですが、出展数はなんと52作品。混雑した中でも約一時間で回れました。コスパで言えば割高ですが、個人的には自分の集中力とかキャパシティとかを考えると、このくらいの規模が見やすくていいかなと思います。皆さんはいかがでしょう。


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